【ゲーム開発】自作ゲームがつまらないことに気づいたらどうする?思い切って「ボツ」にすることも考えよう

開発中のゲームがつまらなかったらどうする? ゲーム開発

今回は個人ゲーム開発でありがちな悩みに関する話題で

を考えてみるという内容になっています。

ゲーム開発をしていると、ゲームを作っている途中で

  • このゲーム、本当に面白いかなぁ…??
  • なんか作っていて納得いかないな

と思ってしまうことが割とよくあります。これは私自身しょっちゅう遭遇する問題ですし、他のゲーム開発者の方を見ていてもこの手の悩みを抱えていらっしゃる方はかなり多いようです。

そこでここでは自作ゲームがつまらないと思ったときにどうすればよいか?という点について具体的に書いていきますね。

悩み:つまらないゲームを作り続けるか、それともボツにするか?

まず、今回の悩みにおいては

  • 納得いかない状態のままゲームを作り続けるか
  • それとも思い切ってボツにするか

という難しい決断をしなければならないので辛いですよね。もちろん上記以外に「しばらく寝かせておく」という選択肢もありますが、それは判断を先延ばしにするだけで最終的には↑のどちらかの判断をしなければなりません。

では作りかけのゲームにおいて上記2つの選択肢をそれぞれとった場合にどうなるかを、ここで簡単にシミュレーションしてみましょう。

ケース1:納得いかないままゲームを作り続ける場合

一つ目のケースは納得いかないままゲームを作り続ける場合です。この場合に考えられる問題点は

  • モチベーションが上がらず作業が進みづらくなり完成しない可能性が高まる
  • 仮にリリースまで漕ぎつけたとしても評価されないのでは?という不安を抱えて作業することになる

といったことが挙げられます。

つまり開発のモチベーションにおいてかなりマイナスの影響が出るので、そもそもゲームが完成しなくなってしまったり、クオリティが低下したりする可能性が高まってしまうのです。このような状況では基本的にいいことは何もなくただただ開発がつらいだけになってしまいます。こうなることは避けたほうが賢明というものでしょう。

ただし例外として完成間近でつまらなさに気づいた場合は、多少無理をしても完成まで押し切ってしまうというのはアリかもしれません。その場合少なくとも未完になることは防げるので「とにかく完成させたい」という場合は有効打になるでしょう。

ケース2:思い切ってゲームをボツにする場合

次に二つ目のケースは、つまらなさに気づいたゲームを思い切って没にしてしまう場合です。こちらの場合は

  • それまでの作業の大半が無駄になる
  • 新しいゲームを作り始めるのがダルい

という問題点があります。やっぱり今まで続けてきた作業の大部分がパーになってしまうのはつらいものです。

ただし先ほどのように嫌々作り続ける場合に比べれば潔くボツにした方が悩みから解放されてスッキリしますし、もしゲームシステムをテンプレート化してあれば作り直しも容易になるはずです。このことを考えると、ゲームがまだ完成まで遠いような場合は思い切ってボツにしてしまったほうが気持ちよく新たなスタートを切れると言えます。

…まあさすがに「5年間作り続けているゲーム」とかだったらすぐボツにはできないのでそういうときは頑張って作り続けるしかありませんが、開発期間が数カ月程度であればさっさとボツにしてしまったほうが最終的にはよい結果を得られるでしょう。

「ボツになる可能性」と「ボツになったときのダメージ」を減らす方法

さて上記では、自作ゲームのつまらなさに気づいたときにそのまま作り続けるか・それともボツにするかの二択について考えてみました。しかしよく考えてみれば上記の二択は最終手段みたいなもので、そもそもの話

  • 自作ゲームがボツになる可能性を減らす
  • 自作ゲームをボツにしたときのダメージを減らす

という予防策を講じることが重要だと私は思います。そこでここでは↑の2つの予防策について具体的にご紹介しようと思います。

自作ゲームがボツになる可能性を減らす方法

まず一つ目は自作ゲームがボツになる可能性を減らす方法です。自作ゲームがボツになってしまうのは「コンセプトの詰めが甘い」ことが原因となる場合が多いので、最初にコンセプトをしっかり決めてそこから絶対にブレないようにしておくとよいと思います。

ブレないコンセプトの決め方は色々あると思いますが、個人的にオススメなのが「開発前にそのゲームの紹介文を書いてみる」ことです。…一見するとなんだそりゃ?と思うかもしれませんし「紹介文なんてゲームが完成してから書くもんだろ」と思うかもしれませんが、これがコンセプト決めにとても役立つのです。この方法のメリット等については下記の記事で詳しくご紹介しているのでそちらも併せてご覧ください。

まあ簡単に言うと、そのゲームの紹介文を書いてみることでセールスポイントが明確にわかりコンセプトの堅牢さをチェックすることができるというわけです。

もし紹介文を書いてもセールスポイントが出てこなかったり、説明が分かりづらかったりする場合はコンセプトが弱い証拠です。そのまま開発してもつまらないゲームになってしまう可能性が高くなるので、その場合はアイデアを練り直すなどしたほうがよいでしょう。

自作ゲームをボツにしたときのダメージを減らす方法

次に2つ目は、万一自作ゲームがボツになったときのダメージを減らす方法です。この点において考えられる方法はいくつかありますが、私も実践している最もおすすめの方法は

システム部分を「テンプレート化」して他のゲームでも使いまわせるようにする

ようにしておくことです。

ゲーム開発においてはどのゲームでも同じように使う部分が必ずある(例えばゲーム進行を管理するシステムやUIの仕組みなど)ので、それらを部品化して使いまわせるようにしておけばゲームを作るたびに同じ部分を作り直す必要がなくなります。共通部分を作り直す手間を省ければ楽できますし、その分の労力を別の作業に投入することができるようになったりといいことずくめです。

そして何より、このテンプレート化を実践できれば途中でゲームが気に食わなくなっても再スタートの負担が軽くなり気に入らないゲームをサクッとボツにできるようになります。悩んだり迷ったりする時間を大幅に節約することができてとても快適なのでぜひ試してみてください。

おわりに

以上、自作ゲームがつまらないことに気づいたらどうすべきかについて一通り考えてみました。まとめると

  • つまらないなと思った自作ゲームは潔くボツにしたほうがいい
  • でもそもそもボツにならないように予防策を講じておくことが重要

という感じですね。ぜひ参考になさってください。

この記事がゲーム開発のお役に立てば幸いです。