今回もゲーム開発に関する個人的な話で
ゲーム開発を本気でやめようと思ったけど結局やめられませんでしたァ!!
という内容になっております。
前回の記事で「もうゲーム開発やめます」と宣言してしまったのですが…
2週間ほど休養したらなんかリフレッシュしてまたやる気が出てきたので厚かましくもゲーム開発を再開することにしました。
そんなわけでここでは
- なぜゲーム開発をやめられなかったのか?
- 今後はどう活動していきたいか?
といった点について書いてみようと思います。
またしてもゲーム開発をやめられませんでしたァ!!その理由とは?
まずはじめに結局ゲーム開発をやめられなかった理由について詳しく書いておきます。主な理由は次のとおりです。
- ゲーム開発をやめたらものすごく暇になったから
- また自分で考えたキャラを動かしたくなったから
- いい意味で諦めがついたから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
理由1:ゲーム開発をやめたらものすごく暇になったから
一つ目の理由はゲーム開発をやめた途端にものすごく暇になったからです。
前回の記事で、私がゲーム開発を始めたきっかけの一つとして「会社を辞めてニートになり暇だったから」というものを挙げました。私は現在はニートではなく自営業ですが、たとえ自営業として仕事をしていても私の場合は元々大して忙しくなかったのでゲーム開発は暇つぶしにもってこいの活動だったのです。それをやめるとなると他に趣味もないし、のんびりできていい一方で普段のルーティンにぽっかり穴が開いた感じになってしまいました。
特に最近はメインの仕事が平日の真昼間の活動だけになってしまいゲーム開発をやめたら平日の夕方以降と土日祝日はやることがなんにもなくなってしまったんですよ。なので毎日暇すぎて苦痛になってしまいました。
このことを考えるとやっぱり暇つぶしとしてだけでもゲーム開発を続けないとそれこそ暇すぎて頭がボケてしまうだろうなと思いました。まあ、今後はのめり込みすぎない程度にほどほどにゲーム開発に付き合っていけたらいいなぁと思います。
理由2:また自分で考えたキャラを動かしたくなったから
二つ目の理由はまた自分で考えたキャラを動かしたくなったからです。
ゲーム開発をやめると決めてからは無理してゲーム開発のことを考えないようにしていたのですが、そうは言っても私の創作意欲は強力で無意識のうちにゲーム開発のことを考えてしまいます。特に新しいキャラクターのアイデアや世界観は何も考えていなくても浮かんでくるので「この子たちを動かしてあげないのはなんかかわいそうだな」なんて思ってしまうのでした…。
理由3:いい意味で諦めがついたから
三つ目の理由はいい意味で諦めがついたからです。
結局のところ、これまでの活動を振り返ってみると私にはゲームを作って完成させる能力はあっても売れるゲームを作る才能は全くないことがよく分かりました。今までは自作ゲームがビジネスチャンスになればいいな~と思っていましたがそれは無理だということがハッキリした次第です。
というわけで今後は「ゲーム開発は趣味の創作活動」だと割り切って付き合うことにしました。有料ゲーム自体はこれからも作るつもり…というかフリーゲームには懲りたので有料ゲームしか作らないつもりですが、とりあえず趣味だと割り切っていれば利益はあまり気にしなくても済みます。
こう考えれば売り上げでイライラすることもなくなるので、ゲーム開発で懸案となっていたストレス問題もそこまで気にならなくなるし変にのめり込むこともなくなるでしょう。それならゲーム開発を続けてもいいかなと思ったのも再開の理由の一つです。
今後はどんな方針でゲーム開発を続けたいか
では次に今後はどのような方針でゲーム開発を続けたいか、という点について書きます。主な方針は次の3つです。
- 売り上げを気にせず作りたいゲームを作る
- 素材屋さんとしての活動に重点を置く
- くろくまそふとブログも続ける!
それぞれ詳しくご説明します。
方針1:売り上げを気にせず作りたいゲームを作る
まず第一の方針は売り上げをあまり気にせず作りたいゲームを作ることです。
前回の記事に書いた通り、私のゲーム開発における最大の失敗は
売れるゲームを作る才能がないくせにゲーム開発にのめり込んでいたこと
だと思っています。要するに才能もないのに「もっと頑張れば売れるようになるだろう」と妄信していたのがダメだったのです。
じゃあどうすればいいのかということで色々考えてみたところ、やはり原点に立ち返って作りたいゲームを作ればいいじゃん…という結論に至りました。もちろん「作りたいゲーム=才能もない私が好き勝手に作るゲーム」なので話題性や売上は見込めません。でもそれでいいのです。
そもそもゲームは娯楽・エンタメということでそれ自体で稼ぐのは容易ではありません。しかしながら稼ぐという点を脇に置いておくと
ゲームは創作としては最強の表現方法である
と私は確信しているので自分の創作人生においてゲームは絶対に外せない表現方法だよなと思っています。
なんといっても、今まで何度もゲーム開発をやめようと思ったのにやめられないのはゲームという表現方法があまりにも魅力的だからにほかなりません。こんなに自作のキャラクター・自作の世界が生き生きとする表現方法は他にあるでしょうか?この点を踏まえるとやっぱり私はゲームを作り続けなければならないと感じます。
方針2:素材屋さんとしての活動に重点を置く
二つ目の方針は素材屋さんとしての活動に重点を置くことです。
私は以前からゲーム開発用の素材を作って販売してきました。そちらのほうは元々ゲームそのものを作って売るよりも利益が出ていることから、「売れるゲーム」を作る才能がなくゲームの売上を見込めない以上は(ゲーム作り自体は続けつつも)素材屋さんとしての商売をさらに強化したほうがいいんじゃないかと思いました。
ゲーム用の素材屋さんは一定の需要があり大した才能がない私でも小遣い稼ぎくらいにはなっていますし、何より他の開発者の方に喜んで頂けて人の役に立っているという実感もあります。自作ゲームが自分のための創作だとしたらこちらは他の人のための創作です。自分のための創作に没頭するのも悪くはありませんが、できれば他の方の役に立つことにももう少しウェイトを置きたいなと思ったので、今後はもう少し素材屋さんとしての腕も磨きたいなと思っています。
方針3:くろくまそふとブログも続ける!
最後に三つ目の方針はこのくろくまそふとブログも続けることです。
前回の記事に書いた通り、昨今は検索エンジンの大幅な仕様変更で個人ブログ(特にゲーム系)は全くと言っていいほど儲からなくなってしまいました。ですがよくよく考えてみたら私はブログを書くことがゲーム開発の次くらいに好きなんです。なのでゲーム開発に加えてブログもやめちゃうとなるとやっぱり寂しいよなと思ったのでした。
あとゲーム開発を中断してからは記事にしたいノウハウが色々出てきたということもあり、やっぱりここでやめるのはもったいないと思いました。このような次第でブログのほうも儲かる・儲からない関係なしにぼちぼち続けようと思っています。
おわりに
以上、また個人的な話になってしまい恐縮ですがやっぱゲーム開発はやめられませんでしたァ!!というお話でした。ご覧いただきありがとうございました。
前述のとおりこのブログも月に数回くらいは更新できるように努めていきますので、これからもたまに見に来ていただけたら嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします。